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英文法と英単語を開始(1日目後半)

実力テストを終え、教材も購入し、完全に勉強の用意が整った「はな」は今回から本格的に勉強を開始します。

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今回の生徒:はな

30代でベンチャー企業の経理で働くOL。学生時代には英語の勉強なんて全くしておらず、TOEICの受験経験もなし。

「英語は高校の授業で何個か受けてたよ!」となぜか自慢げ

仕事で英文の契約書確認を任されることになり、慌てて英語の勉強を開始

英語コーチ:瀬川 学

30代中盤の男性で、はなの上司。学生時代から勉強が得意で、英語の勉強法には自信あり。TOEICは945点で、アメリカへも2年間駐在していた。

目次

勉強の時間配分は?

初回で以下の2つ英単語帳と文法書を勉強することにした瀬川はな

1日1時間の制約の中で、どのように時間配分をするのかも重要です。

本当に短期間で成果を求めたければ1日3時間程度の時間を費やし、英単語に1時間、英文法に1時間、英語のリスニングに1時間をかけたいところです。

1日1時間しかやらないって約束しましたからね!

毎日8時間も働いてるのに、それに加えて何時間も勉強するなんて無理!

1日1時間でやるなら、リスニングは英単語帳の中で同時にやることにして英単語30分、英文法30分の組み合わせの中でやりましょう。

記憶の定着には、学習した次の日等短期間のうちに復習することが重要なので30分の中でも新しいページと過去に学習したページをバランスよくやっていきましょう。

具体的な勉強開始

ここでは実際に勉強したメニューを書いていきます。

テキスト学習範囲学習時間
abceedのダウンロード・登録5分
実力テスト15分模試15分
英文法レベル別問題集レベル1p12~p17
p17は問題集で×2回
20分
速読速聴英単語 Dailyp20の文章20分

初日は前記事の実力テストもあったため実質勉強時間は、40分ほど。

英文法は、瀬川のやたらと長い解説と小話で全然進まず。結果は最初の解説と問題1ページのみに終わってしまいました。

英文法:動詞と時制

英文法レベル別問題集のLesson1は動詞と時制です。

そもそも時制という言葉がよくわからないかもしれません。

英語では、その動作がいつ起きたことなのかを明確にするために動詞を変形させます。例えばI live in Tokyo.は「私は東京に住んでいます。」ですが、livedと最後に(e)dをつけるとI lived in Tokyo.「私は東京に住んでいました。」

といったように意味が変化します。

この章では、このようなにいつのことを話しているのかを明確にするために動詞をどのように変形させるのかのルールを学びます。

この章では、

  • 現在形
  • 現在進行形
  • 過去進行形
  • 過去形
  • 現在完了形

の違いを学びました。

現在形と現在進行形

いろいろな言葉が、あるのでしっかり違いを理解しましょう。
現在形は、言葉じりから「今のことを話している」と思いがちです。

実際には、「今まさに~している」ということはbe動詞+現在分詞(動詞の原形+ingの形)である現在進行形が使われます。

現在形は、イメージとしては今この瞬間ではなく今を中心に前後の一定期間のことを話しているため、例えば、習慣普遍的事実現在の状態を表します。

例文を上げましょう。

習慣:I read a book every day.(私は毎日本を読みます。)
普遍的事実:The sun rises in the east.(太陽は東から上ります)
現在の状態:I feel happy today.(私は、今日幸せです。)

このほかにも確定的な未来等様々な用法はありますが、一度に覚えきれないため最初はこれくらいを抑えておけばよいでしょう。

現在完了形

もう一つ厄介な時制が現在完了形です。これは日本にはない時制なため多くの人が戸惑います。

参考書をお持ちでしたらp12の図を見ると現在完了形は、過去から現在までの期間までに→が引かれており、→の先が現在に降りていることがわかります。

これがイメージがつきやすいのかは人によりますが、過去のことに言及しながら現在の状態を説明したいというニュアンスになります。

たとえば、I have learned Japanese history.(私は日本の歴史を学んだことがある。)

という文章であれば、学んだことは過去ですが、過去に歴史を学んだ事実を伝えたいわけではありません。

過去に日本の歴史を学んだので、「あなたと日本の歴史について議論できるよ。」といった意味であったり、「子供に歴史を教えることができるよ」というようなニュアンスを持ちます。

歴史を過去に学んだので、今日本の歴史を習得しているという現在の状況を伝えているわけです。

このようなニュアンスであるため、過去の経験を話す際に使われるといわれます。

もう一つの用法が過去から継続を表すことです。

She has lived in Tokyo for 10 years.

は「彼女は東京に10年間住んでいます。」という意味を指していますが、これも過去から現在までの事象に言及し今の状態を示しています。

つまり「現在までの10年間東京に住んでいるので、東京の地理に熟知している。」といったニュアンスがでることになります。

この図のイメージが少しは掴めてきたでしょうか?

ここでおぼろげながらこんな話もあったな、と覚えておけば問題集や例文にあたったときに、いつか腑に落ちますのでなんとなく心にとめておいてもらえますと幸いです。

記事が長くなってきましたので単語の勉強は2日目で話したいと思います!

それではまた明日!

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この記事を書いた人

TOEIC945点。米国駐在経験ありの公認会計士。勉強法オタクで英語の勉強方法について発信します!
英語初心者が1日1時間の勉強でTOEIC860点を目指す企画を実施中。(
@hana_08_10
) 自身も英語を思い出すため英検1級とTOEIC990点を目標に勉強を再開します。

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